高校生の子どもが部活やめたい。リアル教員のリアルな意見。娘、息子の悩み。

やめたいならやめればいい。結論はこれです。

でも、子どもと話すきっかけにしてほしい。

これが何よりの真実です。

そして、その中で部活動をもっと知ってほしいです。

 

実際の教員をやっていると、4月に部活動に加入して5月にやめてしまう生徒めちゃくちゃいます。

原因はそれぞれですが、結局は高校生になったのであるから本人の意思に任せるのがいい。

 

という判断になっていきます。

とはいえ、お子様と話すときにどうやったらいいのか?

本当にやめさせていいのか?

と悩まれている方非常に多いのが現状です。

 

そのため、子どもの気持ち、教員の気持ちと実態を知っていただきます。

 

ざっくりポイントを解説!!

その部活動やめて正解だよ。教員がやる気ないパターンの部活。

あなたはその部活動にいるのは厳しいかも・・・。やめるのも一つの手かも。子どもの実態や能力とあっていない部活を選んでしまったパターン。

やめてどうするの?部活動いう無料で、ものすごく面倒を見てくれるサービスよりいいものは、年間50万円くらい払わないと見つからないのでは?

 

その部活動やめて正解だよ。教員がやる気ないパターンの部活。

 

部活動は、教員の本来業務ではありません。

そのため、教員には部活動をやらないということができる本来的な権利があります。

が、昨今の状態を考えると、部活動による人間育成の面がとても多いので、

教員には仕事になっていないけれども働かせてしまえ。という感が浸透しています。

 

とはいえ、教員の世界も2分しています。

部活動は仕事であって、やっていくことが当たり前。とても好きである、という教員がいる一方で、

面倒だし、ワークライフバランスが崩れるからやらなくていい。早く外注すればいい。

と考えている教員もいます。

 

とまぁ、そんな環境の中であることを頭に入れながら読んでいただきたいです。

 

やる気のない先生としてみれば、活動が減ることが最もうれしいわけです。

つまり、言い方を悪くすればあまり問題が起きなくて、活動日が少なくて、人数が少ない部活動がいいわけです。

実際の私の働いている現場では、それがかなり顕著です。

 

子どもがいる先生は、ほとんど土日の活動がない部活動の顧問になっていて、定時に上がることができるような死捨て身になっています。

しかし、若い先生は土日の勤務があったり、朝練習や放課後夜遅くまで部活動があるものに当たっていることが多いのが現状です。

 

そのため、あなたの子どもがどのような部活動を選んできて、どのような理由で辞めたいのか確認することが重要になってきます。

まずは、子供の意見をしっかりと聞いてみてください。

その中で、部活動の置かれている現状を踏まえつつ判断してもらえると、本人にとって最良の選択が取れるのではないでしょうか。

 

とはいえ、子どもがしっかりと話してくれない。というケースも考えられます。

高校生ですと、なかなか親と話すことが難しかったり、初めての高校での部活動の挫折は大きな傷となってしまうことがあるので、難しい問題です。

 

その場合は、カウンセラーに話をしてみましょう。って学校から言われるかもしれませんが、それやめたほうがいいです。カウンセリングに行くような内容ではありません。

そんなところで甘えさせてはいけないのではないでしょうか?

 

一言「もう大人なんだから、うじゅうじゅしてないで一人で決めなさい」

といって、そのあとに

「でも、あなたの選択を尊重するし、その後も全力で応援するよ!」って言ってあげれば済むだけの話です。

 

ちょっと大人な対応をしてみてほしいと思います。

とはいえ、お母さんにはこれはできないようです。

そのため、お父さんの役目なのではないか。このようなときに、男としてバシッと伝えてもらいましょう。

 

もしも、子どものことは任せているから。

みたいなこと言われたら、一言言ってあげてください。

「子どもは2人で育てるもの。逃げるな。男だろ。」って。

それで協力してくれますよ!

 

あなたはその部活動にいるのは厳しいかも・・・。やめるのも一つの手かも。子どもの実態や能力とあっていない部活を選んでしまったパターン。

ちょっと厳しい部活動を選んでしまって(部員の勧誘に断り切れず)

やめたいと思ったパターン。

 

まず、ものずごく厳しくいってしまうと、厳しさに耐えられない教育を今までしてきたんだということです。

別に悪いことではありません。ただ、高校生になるまでの教育が結構優しい教区をした結果そのような状態になっているということを実感してください。

 

もちろん、厳しい部活動にいることがいいわけではありません。

しかし、そのような厳しさにはあまり耐えられない性質だということがこの部活動選びでわかったということです。

 

その事実はどこかでお子様に伝えていただけるといいかと思います。

就職するときの選び方や、人生の選択の時に自分に向いているかどうかを判断する基準が出来上がっていきますので。

 

このような部活動は顧問の教員のやる気がものすごくあって、引き留め作戦に入っていきます。

(私の部活動もそのタイプなので、詳しくわかります)

そのため、顧問の先生に相談してはいけません。

結局やめることにならず、籍を残すみたいな中途半端な終わり方になります笑

 

そのため、穏やかそうな先生に「うちの子どもは厳しい部活動はできません」

「かわいそうなので、やめさせてください」

というような話をしてみてください。そうすると、簡単にやめることができます。

 

ここが教員の問題で申し訳ないのですが、このことを顧問のせいにしたり、子どもをかばってしまうと話はこじれてしまいます。いいことではないですが、大体このような強い顧問の教員は学校での発言力も高く、何かとやりたい放題をしていることが往々にしてあります。

 

1年生の時から、その先生との関係を悪くすることは子供のためにはどう考えても得策ではありません。

そのため、そのばはしぶしぶでいいので話を付けるように持っていくことが大人の対応だろうと思います。

そうしていただくと、他の教員からもしっかりと子供を見てもらう環境は確立されるだろうと実感しています。

 

やめてどうするの?部活動いう無料で、ものすごく面倒を見てくれるサービスよりいいものは、年間50万円くらい払わないと見つからないのでは?

 

最後に、子どもにとって考えてもらいたいポイントおよび、保護者にとって考えてもらいたいことをお伝えします。

部活動をやるのもやめるのもどちらでもいいと思います。

 

でも、部活をやっている生徒の活動時間を考えてみてください。

平日週3日で2時間、土日合わせて4時間だとしましょう。

これだと、1週間に10時間です。

年間500時間を部活動に充てていることになります。

 

なかなか学校という敷地を使わせてもらって、安全管理や勉強等の面倒も見てもらえる環境はないのではないでしょうか。きっとこれが無料になっているから、簡単に入ったりやめたりするのではないかと思ってしまいます。

でも、よく考えてみると年間500時間の面倒を見てもらっているということ、しかもそれが本来勤務ではないボランティアであるということを知ると、もしかしたら考え方が変わっていくのかもしれませんね。

 

1時間が1000円という価値であっても、年間50万円分を税金で賄っていくことができています。

もっと活動が長い部活動は、もっと価値が大きくなるのではないでしょうか?

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

ちょっと話が発散してしまってわかりにくかったかもしれませんね。

 

しかし、部活動をやめたいと思っているお子様の話、絶対に聞いてあげてほしいです。

親よりも教員のほうが情報を知っている。これって本来おかしいことです。

必ず、親が時間を作って話をすれば子どもは話します。

面倒くさがらない。家事の合間にしない。スマホいじらない。

 

当たり前の対応(上司に対する対応)ぐらいで、子どもに聞いてみてください。

絶対にいい方向に行きます。

頑張ってくださいね。

 

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。